技術的な話がこのブログにおいて書くべきかどうか判らないけど、あまりにブログを更新してないので、ちょっと制作裏話っつーことで、技術的な話もしてみましょう♪
さて、僕の仕事内容は仕事履歴を見ていただければ一目瞭然なのですが、基本的にはWEBラジオの仕事が多いです。(特にディレクターの場合ね)
(本音としては、もっと地上波ラジオの仕事もしたいんですけど、僕の持っているスキルを考えると、WEBラジオとかが多くなっちゃうよなぁ・・・)
そんなわけで、WEBラジオのほんとぉぉぉに小さなワザをご紹介!!
WEBラジオの音声は基本的に圧縮されているわけです。
wmaとかmp3とかaacとかoggとかそーゆーので。
で、圧縮されるときは音の再現性が高いほど高音質になるっつー、単純な理屈なのですけど、圧縮方式問わず音質を上げる方法があります。
『無駄な音を入れない』
音が単純であればあるほど再現性は高くなり、音質が上がるわけです。
では、具体的にどうすれば良いのか。
雑音を減らす!
これに尽きます。
音数が増えるということは、それだけで複雑化していきます。
それでなくても人の声は単純じゃないのに。
と言う事で、僕は基本的にデジタル処理でノイズを減らしています。
まぁ、ラジオCDになる場合にもよりクリアな音になるってもあるので、ほとんど全番組で行っています。
人によっては、ディレクターらしく番組内容で勝負しろ!
って言われるかもしれませんね。
そう言われてしまっては返す言葉がありません…
でもさぁ、基本的に声優さんの番組が多いし、当然リスナーさんとしてもより良い音で聴きたいと思うでしょ?
そして、僕は元々エンジニアなわけですよ。
しかも、コンピューターに強い方だったわけですよ。
だったら、番組クオリティを上げるために、その手腕を発揮しないてはないでしょ!?
自分で言うのもなんですけど・・・
そんなわけで、きっと同じスタジオで収録をしているのであれば、他の人よりも良い音でお届けしていると自負しています。
それが例えそのスタジオの専属エンジニアよりも!!
まぁ、単純に機材で負ける場合はどうしようもないですけどね
っつーか、そのハンディでお仕事を頂いてたりもしますし・・・
フリーのエンジニアなんて、そうでもなければ食えないもん。
前に所属してた会社が潰れて数年、エンジニア中心で食ってたもんなぁ・・・シミジミ・・・
ちなみに、使ってるソフトとかも紹介しちゃう♪
紹介したところで、同じくらい使いこなせなきゃ仕事の脅威にならないし☆
もっとも、その程度の技術は大きなアドバンテージにはならないけどナ!
Hookup
MAGIX Samplitude
現在バージョン11まで出ていますが、僕はバージョン9のclassicを使ってます。
だって、高いしサウンドコンテンツまでなら十分なスペックなんだもん…
です!
こいつがまた、すげーんだ!!
MAGIXってとこが開発してるんですけど、ノイズ処理などに係わるエンジンはトップレベルだし、VSTi対応でエフェクター類も豊富に対応!ASIOにも対応ですよ。
ちなみに、使い慣れていると言う点でCakeWalkのエフェクター類を使ってます
と言う事でコイツのおかげで、自分周辺のラジオ番組制作をしている人の中ではトップレベルだと自負しているノイズ処理や音声の繋ぎ処理の技術を得て、この業界で生きてます。
・・・それ以外の部分になると、トップレベルだなんて言える技量じゃないですしね。
特に番組の構成だとかアイディアだとか。
もちろん、状況や環境を考慮して最大限効果を発揮出来るように番組作りは工夫していますけど、コーナー案とかそう言う中身については、ちょっと苦手なもんで・・・
あと、人に言われるけど、技術に頼りきったりしちゃってね
もちろん、技術で食ってると豪語した(してる?まぁしてないなら、したってことで♪)くらいですから、まだまだいろいろな技術の話は出来ますけど、今回は『ノイズと圧縮』についてでした♪
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