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ラジオ業界の技術が地盤沈下してるよ!!!

音楽プロデューサー・佐久間正英氏が語る「音楽業界の危機的状況」 
#BLOGOS http://blogos.com/article/42056/

上記の記事では、音楽について現場からビジネスまで広く語られてます。

商業的な事は詳しくないですが、現場では予算減の為に若手の入る隙が減り学ぶ場が激減してるのはラジオでもあります。
予算などの都合でスタジオの作業時間が物理的に大幅に減っていると言うのは、ラジオで言えばスタジオ代削減の為に外スタジオを使わなくなり、編集作業などは自宅PCで済ませてしまうと言うのがそうでしょう。

制作会社(?)によっては、自社内に簡易スタジオを作ったりしてます。
しかしその簡易スタジオにはエンジニアが居なかったり技術不足だったり、その影響で外スタジオのエンジニアも受注が減って新人が入れなかったり。

スタジオのクオリティが下がれば当然音質は下がります。
よしんば機材のコストを落としても今の機材はそこそこスペックがあったりします。
けど、技術力が無ければ音質はとたんに悪化します。
基本のEQはもちろんCOMPが使えないとか、そもそもバランスが耳で聞いてて調節出来ないとか。
それ以前に機材のセッティングが出来ないと言うのもあるでしょう。
事実ありましたしね!
(どことは書きませんけど)

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我輩は自信家である。まだ自信がない。

何を言ってるのか分からないですよね?(笑)
でも、これが『僕』なんです。

今しがた今野敏さんの『ドリームマッチ(改題前・闘魂パンテオン)』を読み終えたところです。
いやぁ、面白かった!
プロフェッショナルとは。
最強の定義って?
この本のテーマはそれでしかなく、それを除けば実にコアな格闘小説でしかない。
けど、それが爽快で痛快で闘魂注入され熱いのです。

そんな本を読んで、なぜか今回のタイトル。
ぶっちゃけ、ほんの感想はさっきので終わりです!

正直なところ『今野敏』と言う作家についての感想と、そこから『自分って?』を問うだけの記事です(汗)

小説を読んでると、作家さんによって色々な『癖』とか『特徴』ってありますよね?
それが自分とマッチするかしないかってのが、本を読む上で大事だったりするのですが。

今野敏さんって警察モノで有名だと思うんです。
TVドラマの『ハンチョウ』の原作である安積班シリーズだとか潜入捜査シリーズとか隠蔽捜査シリーズだとか・・・
でも、やっぱ格闘シーンの描写の迫力とかタマランのですよ。

今回のドリームマッチもプロレス好きな人ならばイメージが勝手に飛び込んでくるくらい描写が細かくてまるでドラマを見ているような気分になりますよ♪

そして今野さんの作品が僕として一番ツボにハマるのは心理描写が過剰じゃないこと。
作家によってはその人になり切れちゃうんじゃないかってくらい描写が繊細でゲップが出るくらい過多だったりするんですけど、要点を抑えつつ心理描写が程よいのが良い。

そーんな感想を整理してたら、今回の本題になる部分に気付いたんです。

今野敏さんは、本屋に作家別で名前があるし、ドラマになったりするくらいの人気作家で、ある種の『完成された人』なわけです。
じゃあ、今野さんの作品が『完全なる完成品か』と言うと、受け手の感性によっては「面白くない」って人もいるのでは?って思うんです。

僕としては表現も感性的なものもマッチしていて、今のところこの世で一番ハマってる作家さんです。
でもそれは僕の定規での話であって、絶対的な定規なんて存在しないんですよね。

そんなことを考えつつ、『プロフェッショナルとは?』と言う部分と絶妙に絡み合って、最終的に『僕はプロフェッショナルなのか?』なんて自問に陥るのです(爆)

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