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テレビ・ラジオに出来ること。すべきこと。

三陸沖地震 「命を最優先に」テレビ各局が避難呼びかけ(産経新聞) - Y!ニュース

7日夕方(夜?)の地震、僕はちょうど風呂場に居ました。
真っ裸で自分の髪の毛をチャコ(犬)のバリカンでさっぱりさせていました(笑)

ゆっさゆっさと揺れ、体感的に震度3~4と判る地震。
そう、去年の3~4月の余震と同じような感じ。

嫁もすぐさまTVをつけて震源地を確認する。
「この揺れ方は震源がここじゃ無い。まだ覚えてる・・・」
そんな感じでした。

ちょっと酷い言い方になりますが、最大震度が5弱とのことで、安心しました。
安心するのも変な話なのですが、本震のあの惨状と余震での影響を比べてしまうと、震度6に到達していないなら、恐らく倒壊などの被害は出ないだろうと予測した上でまず一息ついてしまいます。
都内もこの揺れなら大丈夫って確信して、散髪を継続しました。

で、聞こえてくるNHKのアナウンサーの強い呼びかけ。

本震の時、TVで映し出された津波の映像は、現実離れしていて最初は怖さも感じることが出来ず、車が流されていくのを見て「うわっうわっ」なんて声を上げるだけ。
徐々にその異常性に気付いて、やっと恐怖に襲われました。

9.11の飛行機突入の時のような、現実と受け入れられない怖さ。

共にTVでは大声を出すでもなく、淡々と冷静に状況を伝えるだけ。
(後者は状況よりもTVの向こう側でも状況が理解出来ない感じだったのでしょう。)

怖いはずなのに、TVと言う枠の中で映し出され、冷静に事態を伝えてくれるために見入ってしまう。
“恐怖”がすぐに襲ってこない。

防災無線は普段は流れないものが放送されるので緊張感あるのですが、TVは普段からそこにあるもの。
だから、日常として受け入れてしまいがち。

今回、NHKで震災を受けて見直された、状況を伝えるよりも強い言葉で非難を伝えるという方法が始めて適用されたそうです。
視聴者に考えさせるよりも早く行動させる。
その為には強い言葉で行動を促す。

正直びっくりしました。

「震災を思い出してください。
 津波はすぐ来ます。
 まずは安全な場所へ避難を!」

言うならば『感情的に』訴えかける。
これは視聴者として怖い。
正直思い出したくないあの恐怖を呼び起こされる。

呼び起こそうとしてるのだから当然ですけど。

でも、それでいいと思います。
もしかしたら怖かったと苦情がきてるかもしれない。
トラウマになっているのに酷い!と泣き出した人も居るかもしれない。
それでも、放送として「視聴者の命を最優先する」のであれば、今回のが正解だと思います。

放送に携わる人間として、今回の改善はとても重要なことだと思います。
被害状況などの細かい情報なんてひと段落してからで良いんです。
災害時の直後は、人の命を守るための情報を。

この先もずっと、東日本大震災の余震のみならず、日本はどこでも大きな地震が起き得る可能性があるわけで、日本に住む一人ひとりが地震に向き合っていかなければならないのですから。

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