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ラジオミキサーって仕事っつーのは・・・

ラジオ番組の制作現場を特集されても、ほとんど注目されない『ラジオミキサー』
人によっては、どんな仕事なのか想像も出来ないかも知れない。

ミキサーって言って、世間一般だとジューサーの方のミキサーを思い浮かべる人の方が多いのではないかと思います。
もっとも、このブログを読む人なら基本的には僕の仕事の方をきちんとイメージ出来ると思いますが。

ラジオ現場におけるポジションの説明はこちらで書いていますが、こちらのブログには書いてないので、まずはそこから書いていきましょうか♪

まずは、ディレクター。
収録の進行を仕切っています。
組の放送内容などの現場の決定権はディレクターにあり、人によっては独自の色もあったりします。
意分野とかもあったりしますからね。

そして、構成作家。
ディレクターの注文に沿って番組の台本を制作し、スタジオブース内でパーソナリティーのサポートしたりします。
番組の内容は、ディレクターと作家の二人三脚で作られているのです。
ただ、必ずしも構成作家がいるとは限りません。
ぶっちゃけてしまうと、大体制作費の兼ね合いで作家がいないって状態になります。
作家がいないということは、制作費が無いか作家を立てるほどの内容が無いって事情があると察してください。

で、ミキサー。
収録時の録音エンジニアです。
多くの場合は、収録スタジオの専任ミキサーか、ディレクター自身がやってしまいますが、稀にフリーのミキサーが番組に付きます。
僕がそうだったのですが… 仕事の詳細は後述するとして、なぜわざわざフリーでミキサーを番組につけるのか!
これは、公開録音などの時に番組の勝手を知ってるミキサーを同行させることが出来ると言う点と…長く組んでるとわざわざ説明しなくても、息を合わせて収録出来ると言う点です。

あと、AD。
アシスタントディレクターの名の通り、ディレクターをアシスト(主に雑用)するのが仕事です。
時折番組で弄られたりする美味しい役立ったりもする(笑)
ADって、ほとんど経験無いんですよね…

他にはプロデューサーとか、音効(通称・音屋)ですかね。
プロデューサーは、番組の最終決定権を持ってる人。
ラジオの場合は全権委任状対に近いこともありますけど、何かあったら最終的責任はココに来ます。
音屋は、ジングル(サウンドステッカー、サウンドロゴ)を作ったりします。

…っと、此処までコピペ改編です(笑)
2005年の記事だった・・・8年前!?

そんなわけで、この当時はディレクターもやってましたがミキサーが仕事のメインでしたね。

そんなわけで、現場の人間としては現場責任者であり、番組の演出をするディレクター・構成作家がとっても重要だったりします。

超ぶっちゃけ、出演者の皆さんはミキサーは覚えて無くてもディレクターと構成作家の事はしっかり覚えてますよね、えぇ・・・それくらい重要なポジションです。
ミキサー涙目!!

でも、その程度重要度は低いです。
だって、ミキサーはきっちり仕事するのが当たり前を求められるポジションですからね。

とは言え、実はリスナーさんの皆さんにとってはミキサーの腕って実は大事だったりします。
だって、放送で流れる音声はミキサーさんが録音をしているのですから!!

ミキサーの仕事ってのを、具体的に仕事の流れを追って説明しましょうか。

・まずスタジオに入って機材のセッティングをします。
・そしてパーソナリティに合わせて音質を調整します。
・ディレクターの演出・意図に沿って音素材を出しながら録音のバランスを調整する。
・場合によっては出演者の意図を汲み取ってアドリブにも対応します。

そんな仕事です。
なのでミキサーってのは、現場のほかの人間の意図を全て掌握して、それを形にするのが仕事です。
ただ音響の知識があれば良いわけじゃなく、言われた通りを守れば言い訳じゃなく、ファジーに対応しなきゃいけないんです。

そして何より、リスナーの皆さんに届く音を作ってるのはミキサー次第なんですよ!

音ってのはマスキング効果ってのが発生して、例えクロストークをしてたとしても意識すれば聴き分けが出来るんですが、そのマスキング効果(別称・カクテルパーティー効果)はTVに比べてラジオは弱いんです。(テレビならテロップフォローも出来るしね)
ぶっちゃけテレビは一様に声が拾えていれば十分なんですけど、ラジオの場合は会話のメインである部分をある程度把握してそのトークを立てなければ、聞き取りにくくなってしまうんです。

スタジオによっては1本マイクだったりするので、その場合は諦めもつくんですけどね(笑)

音質だってモッコリしてるところを削ったりして音を硬くしておかないとスピーカーで聞いてもらうときにメリハリがつかなかったり、コンプレッサーでしっかり叩いておかないとデジタル環境では耳障り悪いノイズになったり・・・

どんなディレクターや構成作家が良い演出をして、出演者がどんなにファインプレーしても、ミキサーがそれを録音失敗したら台無しにしちゃうんですよ。

ミキサーってのはそれくらい怖い仕事であり、簡単そうと思われるのか予算の都合で真っ先にカット対象になりますけど、すっげー重要なポジションなんですよ、ミキサーって。

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