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声優グランプリチャンネル『テラ娘屋~Teller Girl's House~』最終回

昨夜(’14 12/17)、声優グランプリチャンネルでの『テラ娘屋』の最終回となりました。

番組の企画とかってのは今までもいくつもしてきましたが、番組企画ってスポンサーや宣伝材料が決まっていたり、ある程度企画が決まってから座組みに入るのがほとんどで、この番組は始めて僕が言い出した企画だったんですよ

来月から『テラ娘屋チャンネル』として独立し継続していくので、企画としては終わってないのですが、僕の中では第一期終了、みたいな感覚です。

そんなわけで、ちょいと思い出話なんかにお付き合い下さい。

思い起こせば…3年前の年末だったかな? 年明けだったかな? 冬でした。
寿子ちゃんが美佳子@ぱよぱよのスタジオゲストとして出演してくれた際に、ぐるぐるサル○(ループ)が終わるって話を聞いて、その思い出話(ぐるぐるサル○のラジオ大阪時代のディレクターが僕だったので)をしつつ、番組内でやってたコーナー「金元サル軍団」をメインにした番組企画を提案してみた。
単純にラジオドラマをメインにした番組をやりたかったんですけどね。
もしかしたら社交辞令だったのかもしれないけれど「是非」と二つ返事を貰ったのでした。

それがスタート地点。

ちょうどその頃、声優グランプリチャンネルでは『ヒーロー文庫通信』を僕が担当してて、次の春のタイミングから『声優グランプリ生放送』の再スタートを依頼されてた頃でした。
山Pこと、声優グランプリデジタルコンテンツ部の山崎さんにコンテンツの拡充として朗読番組を生放送しませんか?と企画提案し、検討して頂けると言われ企画を練り始めました。

ちなみに当初の企画書はこんな感じでした。

『声優Vステーション→声優グランプリチャンネル』で放送されていた『金本寿子のぐるぐるサル○(ループ)』がブラッシュアップされて再出発♪
声優が声優たるコンテンツとして『朗読』+『ニコニコ生放送』の番組!
自分たちで作って聴いて頂く。
ただのバラエティ番組ではなく、朗読を主体としつつもニコニコ生放送に特化した上質な音声プログラムなのです。

☆ 放送形態
ニコニコ生放送60分(うち、有料パート20分)
月1回放送

☆ 番組形式
生放送+朗読(朗読は事前収録)

☆ 出演形態
メインパーソナリティ一人喋りを基本とし、マスコットキャラのイラストがニコニコ生放送のコメントをピックアップしてリスナーの反応をトークに反映させる。
顔出ししながらの出演だと十分にコメントをピックアップ出来ないニコニコ生放送の弱点を補うべく、顔出ししないサポーターを置いてニコ生に最適化させます。

イラストレーター兼サポーターとして白羽の矢が立ったのが千尋ちゃんだったわけです。
ただ初期段階では顔出しニコ生企画だったのです。
そこでコメントをピックアップして番組に反映するサポートするという形でした。

その後ぷろだくしょんバオバブと条件交渉などしていくうちに、静止画放送という形に落ち着き、現在のスタイルになったんです。
何がネックだったって言うとドラマの収録をしなきゃいけないし、メイクの時間もないしメイク代の節約を兼ねて、カメラを無くしちゃえー☆って。

あとまぁ、細かいところで脚本を安定して提供出来ないという部分で、その場合は僕がサポートしますとかってなって、その結果僕の色が出すぎてしまい遊びが徐々に増えていったわけですが…

割と早い段階から寿子ちゃん一人で書くのは時間的な問題もあり無理と判り、番組終了後に3人を中心にその場にいるスタッフも交えネタ出しして、脚本の最終判断を寿子ちゃんが決めて…とそのうちあまりにもあまりなヘンゼルとグレーテルあたりから僕が脚本から書くケースをOKにしちゃおうとなり、その後には千尋ちゃん執筆の「糸くり3人女」などが出てきたわけです。

では、話が脱線しますが、ちょいと各回のドラマの裏話なんかを…

第1回『注文の多い料理店』
最初だからある程度短く、でも有名な作品をという事で宮沢賢治の注文の多い料理店を、しかも女の子に置き換えようってことになりました。

第2回『北風と太陽』
早くも僕が全裸オチを提案。まぁ、ダイレクトすぎるのはどうかって話で、女性だと思ったら男性だったってオチに落ち着きました。

第3回『金のオノ 銀のオノ』
この記事を読んだら、奥さんを落とすネタは僕が提案したっぽく感じるでしょ?
でも実はこの話のネタは中盤からオチまでは寿子ちゃんと千尋ちゃんが考えたもので、湖に連れ出すまでの部分を僕がフォローしただけです。
…そのせいで前半が辛気臭くなってしまいましたが(^^;

第4回『オオカミ少年』
まさかのメアリーの人気爆発に出演者が嫉妬(笑)
ストーリーの流れ自体はストレートなのに、メアリー人気は謎です。
ベートーベンの運命をBGMに入れたのは僕のファインプレーと自画自賛。

第5回『鶴の恩返し』
鶴の恩返しをハッピーエンドにと言うことで出来た作品でした。
あと、嘉六を女の子設定に変更しようとなって、六子(むつこ)が登場。
女の子の設定は僕のほうでフォローしましたが、ここまでは僕はストーリーの根幹には大きく口を出していませんでした…そう、ここまでは…

第6回『ヘンゼルとグレーテル』
最初はバレンタイン合わせでお菓子の家が出てくるし良いんじゃない?ってことで題材が決まったのですが…先月が綺麗過ぎるから派手なのどう?と僕が提案し、二人が了承。
…その結果がこのざまだよ!!(笑)
おばあちゃん役初登場でしたね。雰囲気を出すために岡山弁に。

第7回『アリとキリギリス』
一回自分で書いちゃうと、ここからは比較的3人でネタを考えて僕が書くパターンが増えてきました。
なので、筆者が連名だったりするのです。
でもこれはやり過ぎた直後だから普通にやろうって言って書き始めたのですが…色々投影しちゃって結果的に重い作品になってしまいましたかね…「ヴァーカ!」が印象的。

第8回『糸繰り3人女』
僕の単独執筆をきっかけに、ついに千尋ちゃんが執筆。
たぶん、初執筆なんじゃないかな?

第9回『うさぎとかめ』
これはウサギがサボって負けるんじゃなくて、正々堂々と戦った結果負けるエンディングをと言うのを3人で決めて、途中の演出で僕が新しいことをやってみたくてストーリーの舞台や中盤のやりとりを考えさせてもらいました。
編集が楽しかったなぁ~。

第10回『走れメロス!~エピソード0~』
実は当初はもっとギャグ物の予定だったんです。
正義漢馬鹿のメロスと、それに振り回されるセリヌンティウスって言う。
この頃アニメで多忙だった寿子ちゃんが書くに書けず、千尋ちゃんは後に出てくる脚本を書き始め、僕が執筆することになったのですが…僕の熱い心が出てしまい、結局ただの青臭い青春ストーリーになってしまいました。

第11回『七夕物語』
第0回が8月放送だったので、この番組初めての7月、じゃあ定番でってことに七夕の話になったのですが、冒頭にイチャイチャするシーンから始めたいと言うのは僕の提案、いやお願いでした。
ごめん、イチャイチャしてるシーンを見たかったんだ…(収録的な意味で)

第12回『宮本さんと佐々木さん』
これ、僕が企画提案したんじゃないんだからね!!
『女性化』『現代設定』『アッチの意味でも二刀流』と言うのが出てきて、もはや原作の引用もしようが無かったので、僕が書きましたが…ネタ出しで出てきた設定をベースに書いただけなんだから!!…いや、アッチの意味でも二刀流は僕がふざけて言ったら二人が大笑いして採用となったので、犯人はボクなのかもしれない…

第13回『銀河鉄道の夜』
イベントと言うことで長編作品をとなり、僕の方で単独で書かせて頂きました。
これを3人で演じるにあたり、キャラクターを絞ったりしてメインの二人を寿子ちゃんとゲストの真奈美ちゃんに、それ以外を千尋ちゃんにお願いするのを前提に当て書きっぽく書きました。
とにかくストーリーが難解で、僕なりに世界観を解釈し、そして宗教観などを僕をベースに再構築して書き上げました。
宮沢賢治という人間は何を考えていたんだろう…とか考えながら何度も読み、さらに第4稿だけじゃなく第3稿や第2稿も読み、文章を理解するのではなくイメージをしっかり作ってしまおうと。
千尋ちゃんの演じた『ゼロ』は、第3稿に登場してくる『セロ(チェロ)のような声をした人』こと『ブルカニロ博士』をモデルに、銀河鉄道の走るところは生死の世界の境界と自分の中で解釈した結果『冥府の使い』で『水先案内人』としての役割を与えました。
そのうち要望があればシナリオ自体を公開しても良いかなって思ってますけど、『ゼロ』に多くの原作登場キャラの代わりを担ってもらいました。

実はこの作品を執筆したことで、少年エース20周年記念イベントの脚本の仕事が来たわけですが、それはまた別の話。

第14回『かぐや姫』
これは千尋ちゃん執筆2作目で、本当は8月にやろうって話がありました。
けど、秋の季節に良いんじゃないか?ってことで先送りになったのです。
かぐや姫も原作を読んで書こうとすると、けっこう難しいんですよね。
子供用に解釈・省略されたストーリーだと短すぎるし、話の根本が見えないと言うね…

第15回『赤ずきん』
これは脚本ベースを千尋ちゃんが考え、僕が執筆をしました。
「サスペンス物をやりたいんです。」から始まり「救いの無いエンディングで」と言うオーダー。
直接物語のセリフでは言わせてないですけど、裏設定がかなりドロドロしている作品で、そこらへんを入れ込んだら1本の小説になるんじゃないかな?ってくらい良い意味で酷いです。
たぶん、小説版を書くならオオカミはネクロフィリアに仕立てようと思ってますし…
放送中にも言いましたが、ストーリーベースはグリム童話では無く、ルートヴィヒ・ティーク版です。

第16回『不思議な鐘』
これはクリスマスに関する話がやりたいと言う二人のオーダーに僕が作品を探してきて書いたものです。
概ねストーリーに改変は無く、二人で演じる上での調整程度でした。
なので始めて会話劇ではなくナレーションが入った形になっています。

割と作品によって色とりどりなラインナップになったと思います。
今後も基本は二人がネタを考えて僕が執筆するスタイルを基本に、僕に丸投げな場合もあれば千尋ちゃんが書く場合もあるでしょう。寿子ちゃん単独でってのは時間的に厳しいのがあるのと、僕が二人のネタを文章にした場合の方が作るパターンが3人とも面白くなってきているので、そう言うのが多くなるかなって。

なお、2月の作品候補は寿子ちゃんから提案されているので、これから3人で方向性を決めて年明けに執筆すると思います。
1月20日の放送は、ドラマを収録してないので録音物は出せないのですが、その分は短い生会話劇をやってもらおうかなって。
はてさて、どんな話を書こうかな♪

そして、1/20が第2期のスタートでもあります。
声優グランプリからの出資は無いので、皆さんに「お金を払ってでも見たい聴きたい」と言って貰える様に3人力を合わせて頑張っていきます。
よろしくお願いします。

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