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男女の違い

ちょいと小難しい事を書きたくなったので、お付き合い頂きたい。

演出をするにしても脚本を書くにしても、そして芝居をするにしても『男』と『女』は意識するものである。

もちろん、そんな単純に男と女で分けられるものではない。
人間というのは他の動物と違って思考(嗜好)で大きく変わるし、タイプ別に分けたところで中間的なところに存在する人もいる。

それこそ『個性』である。

ただまぁ、そう言うものを排除して『生物学的本能』だけで言えば、男女ではそれぞれの役割があり、その為の原則は存在するはず。

なので先手を打って逃げ口を用意させて貰うが、基本概念でしかなく、共感し得ない人に対して批難する為のものではないですし、そもそもがその手の専門家では無いので、正しいとも言えません。
あくまで僕がキャラやストーリーを綴ったり紐解いたりする時にベースとして人間の男女の基礎をそう考えてるに過ぎないのです。

 

さて、まずは男女の役割についてです。

 言うならば、男は種蒔きをするだけ。
役割の重要性としては実は極めて低い。

女性は新たなる『生』を作り出す。それが最大の役割になります。

という事で、最大の目的を『次世代を作り出す』とした場合、その下位目的を書いていきましょう。

優秀次世代を作るために女性は優秀な種(相手)を選ぶ必要が出てきます。

 

いきなり脱線しますが、女性にとっての優秀さと言うのは個々によって違うもので、「性能」で言えば逆の方が惹き合うらしいです。
しかし、遺伝子的優位性とは別に人間として共に生活していくパートナーとしては考え方など多角的に見て共感性などがポイントになったりするわけで、『理想の好み』と『人間的に惹かれる人』と『本能的に求める人』にギャップが生じたりする女性も少なく無いのでは無いでしょうか?

この点において男は、生物的には数多くの女性に種付け出来るのが理想となります。

男性が女性を本能的に求めるのに条件は無いに等しいです。
あとはそこでパートナーとしてと言う部分だとか、これは女性でもありうるが「ステータス」、悪い言い方をするとアクセサリー的価値などである。

このダブルスタンダードどころかトリプルスタンダードなところがヒューマンドラマが生まれる主要因なんだと思いますし、恋愛を含めた人間関係の難しさと面白さなんだと思います。

ある意味この事がこの記事の主題なのですが、さらに深掘りしていきます。

 

この時点で、男女のどちらが偉いのかと言えば、生物としては女性の方が偉いんだと僕は考えます。

しかし、女性の方が主観的に選ぶのが強いのかな?って個人的には考えています。
まぁ、これは完全に偏見です(笑)

続きとして、次世代(子供)を作ると言うことにおいては女性上位だとして、ではその下位目的はどうなるのか。

まず、結婚制度と言うのを前提に、夫婦になったとして子供を得るのであれば、その家庭を養うのは子作りではタネの提供しか出来ない能無しの男性の役割となります。
身籠り身重になった女性は生きていく上でハンディキャップを背負った訳なのですから、その男が支えるのが道理でしょう。
野生的な生活をしていれば、狩りなどで生きていく上で必要な物を得る事ですね。
文化的な生活においては金銭を得て、それを代価に購入したりする、つまり「仕事をして稼ぐ」が「狩りなど」に該当します。

なので、「仕事」と言うのは、男の世界になりやすいわけです。
言い換えれば、狩り場であり、その狩り場で獲物を奪い合う戦場なのです。

そう言う風に考えると、男性社会になり『仕事場』と言う小さな世界では『男の活躍出来る楽園』になります。

しかし、人間と言うのは罪な存在で、『お金』と言う存在がステータスとして強くなり過ぎ、所詮箱庭でしかない男の楽園・『仕事場』が影響力を高めて、いつしか『社会の基礎』となってしまったのです。

生物として女性上位が、生活として男性上位に逆転するポイントになります。
そして、能無しの男性が上に立つと、女性に嫉妬をして見下してしまう。

これが男尊女卑の精神的背景なのではないかな?と、僕は考えているんです。

 

この考え方で、人の成長を追ってみると……

子供の頃はまだ男女は身体の構造の差でしかないので、男女関係なく遊びますし、そこに恋愛感情はまだ性的な何かではないでしょう。

しかし、成長期を経過し、本能が影響し出すと少しずつ関係が変わってきます。
それでも好きになったりするのにステータスみたいなものは影響されないと思います。

ついに来ます思春期!
性的な衝動も芽生え、身体は子供を作る機能も成熟し、その本能も出てくる頃。
男女ともにライバルだらけの環境で、「相手を選ぶ」ようになってきます。
そして厄介なことにお金を始め、『社会』についても身をもって知りだします。

ある意味この頃が、生物的に女性上位だけど社会における男性上位が影響し、男女感が均衡してるとても面白く(心が)不安定になる、ドラマティックな時期となります。

そして社会に出る頃には

そこに昔は、社会の概念が完全に男尊女卑になってましたから、生物的には偉いはずの女性が男性に傅くのが常識と教え込まれ、思春期の前には男性上位に陥っていた(?)と思います。

 

……こう考えると、物理的な完全男女平等なんて出来るわけがないんです。

本能だけの猿みたいな状態となるならば、メスに選んでもらう為に男どもをねじ伏せで、お山の大将になり、優秀な大将が多くのメスと子供を作り次世代を残す。
それでも遺伝子的に合わない奴が群れから別れたりして傍流を育んでいく。

その結果遺伝子の多様性は守られて、時に軍団同士でぶつかり合い、ボスが入れ替わったりもする。

男は次世代を残す為に戦い続け、女はそんな男達から選び守ってもらう。

……一夫多妻が許容されたり、結婚と言う概念がなくなれば、子供はもっと増えるでしょうね……野生のルールであれば……

 

そんな人間の男女の面倒くささが、ドラマを作る背景にあることが多い。

女性を取り合う男どもの戦い。
男性を取り合う女性達の戦い。

その関係性や状況は男女を入れ替えただけで、ぱっと見は変わらないように思えても、根本では大きく変わってくると思います。

ファンタジーで、女性化歴史シミュレーションなんかもありますが、性別が変わってしまえば歴史は史実をなぞれなくなるはずです。
なぞれないからこそ面白くもなるわけですが

 

さて、ここまで書いてきて、色々な僕の考えをまとめると……

・男と女は同じ条件ではない。
・男は大きな意味で女を守るべき
・女性は多少わがままに生きて良いし、それくらいが本来の姿をだと思う。
・今の男女平等は成立しない。
・本当の男女平等を目指すなら、それぞれを尊重しあい、出産・育児に対して社会レベルでサポートしてからがスタート。
・色恋沙汰は起きて当然。
・男は見栄っ張りが普通だし、そう言う生き物。
・女性はそれを可愛いと思いながら、上手く転がして欲しい。
・男と女で揉めた場合は、だいたい男が悪い。……それくらいが丁度いい。
・そう言うことを含めて、男も女も格好良く生きていけたら、かっこいいよね!

まぁ、ここまで書けば賛否両論でしょうし、そもそも人間ってのはそんなに簡単じゃないです。
だから、女尊男卑を推奨するわけではないですし、無能な男は死ねとか過激なことを言うつもりもありません。
そもそも男女の関係を築くにしても多様ですから、きちんと自分の戦い方を見つければ必ずパートナーは存在すると思います。

けどまぁ……男の多くは女性にかっこいいところを見せたくて頑張っちゃう生き物だと思いますし、女性は良い男性を射止める為に自分を高めたり、背伸びして頑張っちゃう男を愛らしく思ったり、守ってあげたくなっちゃったりする生き物なんじゃないかなって。

こんな難しいことをさて置いて……好きな人のために頑張ったり、自分の戦場で生きるために頑張ったり、そもそも子供を作る前提を抜きに一生懸命に生きる人だって、それぞれの生き方があります。
自分のために生きたって良いのだから。

こんな仕事をしてると、色々観察したり勉強したり、そこに自分の人生・体験を重ねて、ついこんな面倒くさいことを考えたりしちゃうんです。
「このキャラはなんでこんな考えをするんだろう」とか「このキャラの行動原理は?そのきっかけは?」とか考える時に、一本基本となる「人間の根本」があるととっかかりになるんですよね。

最後に改めて……

専門家じゃないし、これが正しいわけでもないです。
ただ、僕がキャラなど人間を作ったり理解したり、ストーリーを綴ったり紐解いていく上での『軸』としての人間の基本概念です。

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